企業事例

アジャイル開発の実践を検討中、あるいは自社で推進中の方に向けて、企業の取り組み事例(ケーススタディ)を紹介します。

Less(Large-Scale Scrum)やカンバンボードの活用、ステークホルダーとの関係構築、プルリク運用の工夫など、現場での具体的な実践を通じて得られた知見を掲載しており、Four Keysの活用やMobius Outcome Delivery、FASTアジャイルといった手法の導入事例も取り上げ、チームや組織の改善に役立つリアルなヒントを提供します。

トヨタのアジャイル実践など、大規模組織での取り組みも網羅。自社に合ったアジャイルのあり方を模索する方にとって参考となる事例を厳選しています。

ログラスはなぜスクラムから「FAST」アジャイルにチャレンジするのか? 数日おきにチームを組み直す流動的な開発プロセスでソフトウェア開発をスケールさせる

クラウド経営管理システムを開発する株式会社ログラスでは、事業の成長に伴うコミュニケーションの課題を解決するため、スケールする開発プロセスとしてFASTアジャイルの導入に取り組んでいます。実績ある手法ではなくあえてFASTを選んだ背景と実践について…

高速な仮説検証ループによる新規プロダクトの成果を、既存プロダクトにも反映する開発手法 ─ カケハシ「yabusame」チームにインタビュー

特徴的なチーム編成もあって社内外で注目を集めるカケハシのyabusameチームは、実際にどのような開発を行っているのか? 5名の開発メンバー全員に伺いました。

Mobius Outcome Deliveryの導入と実践 - アウトカムの定義と計測をいかにして実現するか

Mobius Outcome Deliveryとは価値を生み出すためのフレームワークであり、組織がアウトカムにフォーカスするための支援となります。このフレームワークを実践するのがコネヒト株式会社です。なかなか定義しにくいアウトカムをいかにして定め、また計測可能に…

トヨタはハードウェアアジャイルをどう強みにしているか? 自動車開発におけるスクラムとモブの実践

トヨタ自動車のエンジンを含む駆動系の技術開発を担うパワートレーンカンパニーでは、アジャイルなハードウェア開発への取り組みを2021年ごろから本格的に進めています。 なぜいまトヨタでアジャイルなのか、具体的にどのような形でハードウェアアジャイルを…

Four Keysを用いた改善活動のアンチパターンと、本質的な改善のために必要な「なぜ?」

Four Keysを用いた開発生産性計測 / 改善が一般化しつつありますが、「ただ測るだけ」では、本質的な改善は得られません。計測し、改善した先に「どんなビジョンを持ち、チームで共有するか」が大事だと述べるのは、株式会社リンクアンドモチベーションのSRE…

Pull Requestを小さくする戦略 - 開発チームのパフォーマンス向上のための第一歩

株式会社ZOZOのあるチームでは、Pull Request(プルリク)を小さくすることで、開発スピードが大幅にアップしました。近年取り沙汰される「開発生産性」の向上のために、何を意図し、どんな取り組みを行ったのかを、ZOZOの御立田 悠さんが詳細に解説します。

スクラムマスターの役割はスクラムを回すだけではない ─ Be Agileを志向するサイボウズの組織改編

サイボウズの開発本部では2022年5月、スクラムマスターをエンジニアやデザイナーなどと同様に「職能」としてバックアップする組織改編に踏み切りました。Be Agileな開発組織のため、スクラムマスターの役割を一般的なイメージより広く「チームを健全に保つ」…

カンバンボードで業務を可視化・整理しよう - 組織に合ったカンバンの設計・運用をヴァル研究所の実践に学ぶ

カンバンボードは業務を可視化し、整理するために有効な手段ですが、取り入れてはみたものの、なんだかうまく機能していない……というケースもあるでしょう。カンバンの設計、そして運用には、業務に合わせた最適化が必要になります。カンバン運用を徹底して…

ソフトウェア開発の指標でFour Keysも計測できるFindy Team+の開発チームは何から改善を始めたか

ソフトウェアの開発生産性をどのように改善するのか。その第一歩が計測です。Four Keysなど開発チームのパフォーマンスを可視化するFindy Team+を提供するFindyでは、ツールをドッグフーディングしながらどのように改善を進めたのでしょう。

ステークホルダーの多いプロジェクトでもスクラムが効果を発揮するまでヤフーが取り組んできたこと─スクラムマスターとアジャイルコーチの役割とは

数十名が関わる大規模プロジェクトでスクラムが効果を発揮できた鍵をヤフーの事例に学びます。

開発以外へのスクラム導入ガイド - 「よりぬきスクラム」でチームの勝ちパターンを素早く見つけよう

プロダクト開発以外にもスクラムの方法論を導入するケースが増えつつあります。バックオフィスや広報といった、スクラムに馴染みのない業務にも、そのプラクティスを導入してきたGMOペパボの和島さんはが、導入プロセス、そして開発“以外”の業務でスクラムを…

小さく始める大規模スクラム - LeSS導入のためのプラクティスと成果を実践から学ぶ

スクラムのスケール手法として注目されるLeSS(Large-Scale Scrum)ですが、その導入にあたってはどのようなプロセスが必要なのでしょうか。実際にLeSS導入をディレクションした、石毛琴恵さんがアカツキ社の事例を元に解説してくれました。